こちらの案件は元々の敷地は整形地だったのですが、敷地の1/3程度に事業決定された計画道路がかかっており既に行政に収容済みでした。その為、三角形の敷地になっており、これまた設計士泣かせの企画案件でした。

しかし最寄駅はひばりヶ丘でしたが住所は埼玉県でしたので、東京都の建築安全条例にはかからず、避難経路や窓先空地の制限に捉われることなく、かつ一番奥の採光の取り方等も工夫を凝らして企画をしました。当初は斜線制限の関係で３階は２部屋になってしまう恐れがありましたが、天空率を利用して３階にも３部屋入れることが叶い、限られた敷地を使い切って、しっかり３階まで効率よく部屋を入れ込んだテクニカルな企画に仕上がりました。